第1回 三水会「たきや漁」を開催しました

活動報告

7月29日(金)、三水会メンバーで「浜名湖たきや漁」を開催しました。
メンバーは神村君(H8政)、山足君(H17商)、高柳(H19商)の3名です。

神村君が毎年「たきや漁」に参加していたことがきっかけとなり、三水会でトライしてみました。

「たきや漁」とは、毎年春から秋にかけて開催されている浜名湖伝統の漁法です。夕闇とともに数十隻の船で浜名湖の漁場に向かい、遠浅の湖で、水中灯で湖底を照らして、クルマエビやワタリガニ、黒鯛などの魚介類を発見し、もりで突いたり、網ですくったりして捕獲する漁法です。

遠州地方は梅雨明けが発表されたばかりで、初夏の夕暮れの涼しさの中、湖を通り抜ける風に吹かれながら、最高のコンディションでの開催となりました。

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筆者は「海の生物を、もりで刺して捕まえるなんて素人には絶対無理・・・」と初めは半信半疑だったのですが、これが間違った認識であったことに気づくのに、それほど時間はかかりませんでした。

港から出航して、捕獲スポット地域に着くや否や、あれよあれよという間にどんどん渡り蟹が捕獲されていきます。渡り蟹は基本的に動かないので、初めてやる人でも割と簡単に捕まえられます。しかも「浜名湖にこんなに蟹がいたのかよ」と思ってしまうくらいうじゃうじゃいるので、下手な鉄砲も数撃てば当たります。あっという間にバケツ一杯分くらいの蟹が捕獲されてしまいました。

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一方で、魚もマダカ、鯛、タコ、アナゴ、サヨリ、コチ、ヒラメ,アナゴ等が確認できました。正直、魚は動きが速すぎて、モリでは捕まえられませんでしたが、網では5匹くらい捕獲できました。

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「たきや漁」の楽しさは、漁をするだけでは終わりません。3時間くらいかけて漁に出た後、自分たちで汗を流して取った新鮮な幸を漁師さんにおいしく調理して頂けます。
蟹は茹で上げ、また、味噌汁の出汁として、魚やタコは、天ぷらにして揚げてもらえます。

これが最高に贅沢な宴会となり、ビールを片手に、自分達で取った天然の海の幸を、遠鉄百貨店で事前に購入したおいしい煮物、海ぶどう、吉野家の牛丼(笑)、東京バナナ(笑)と一緒においしく頂くことができました。
しかも、浜名湖は太平洋方面は何も光を発するものがない為 、星も大変綺麗に見え、とてもロマンチックでした。

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蟹はまさに「食べ放題」状態で、食べても食べても食べきれず、結局大量に持ち帰りとなってしまいました。(蟹さん、ごめんなさい)

今年度は3名だけでやってみましたが、来年は大々的にやってみたいと思いました。

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