惜春の会を開催しました

活動報告

6月16日、 惜春の会を開催しました。今年は牛場潤一准教授にご登壇いただき、脳機能再生医療のご研究について伺うことができました。科学技術でリハビリを進化させようとなさっている今注目の先生です。

牛場潤一准教授

 

講演では、最先端の研究をわかりやすくかみ砕いてご説明いただきました。例えば、脳の複雑な処理について「経路」1点に集中して解説がなされたことで、交通渋滞と照らし合わせながらの解釈が自然と入ってきました。また、動画も多用してくださり、治療効果が見た目にわかりやすかったです。一方で、講演後の質疑応答では、医療や工学の専門家からの質問にも丁寧に答えていただき、参加者全員が満足度の高い時間を過ごすことができました。

講演に聴き入る参加者の皆さま

牛場先生の講演の後には、富田名誉教授からサイバスロン(電動車いすレース)のご紹介とレース結果の共有をしていただきました。このレースは最先端技術を用いた電動車いすで、日常の必要動作を実現する競技です。先日のレースで慶應は初めて参加し、スイス、ロシアに次ぎ第3位の好成績を収めたそうです。理工学部の80周年記念事業の大役を見事果たし、富田名誉教授からは笑顔がこぼれていました。お話なさっている中で一言「困っていることを困らなくするのが工学の仕事 」とおっしゃっていたことは強く印象に残りました。

富田名誉教授と同窓会担当の升田さん

惜春の会は前半が講演会、後半が懇親会になっています。小杉さんの司会により、会全体がスムーズに進行しました。

心地よい進行をしてくださった小杉さん

 

世話人の皆さんからは講師ご紹介、 懇親会開会の挨拶、惜春の会の由来である「惜春の譜」の解説がありました。世話人の皆さまのご尽力により本会が実現しております。感謝の限りです。

世話人の山田さん、神谷会長、星野さん

 

懇親会中は、テーブルごとに盛り上がったり、席を移動して話が弾んでいました。初参加者の自己紹介タイムやエレクトーン奏者の有徳みかさんのパフォーマンスも催されました。

セットリスト: 雨に唄えば/ムーンライトセレナーデ/…/情熱大陸

懇親会は塾員の交流に加え、お食事も会の目玉の一つです。オークラのおいしいお料理に舌鼓を打ちました。

 

最後は、恒例の若き血を大合唱で閉会となりました。来年もまた集まりましょう!

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